キャンパスダイアリー学生生活

橿原神宮宝物館の企画展設営に本学学生が参加

2022.09.20(火)

9月17日から橿原神宮(奈良県橿原市)にて開催されている橿原神宮宝物館 企画展 橿原神宮所蔵「御陵五十一基絵図」特別展示『天皇陵巡りの近世?近代』の設営に本学の学芸員課程履修生が参加しました。

この展示は、平成26年に橿原神宮に寄贈された近世後期の天皇陵絵図を初公開するものです。絵図には、橿原神宮のご祭神である神武天皇をはじめ、奈良県内に所在する歴代天皇の御陵の様子が描かれています。

本展は本学 文学部国史学科の長谷川怜助教が企画し、遠藤慶太教授と長谷川助教が解説パネルを執筆しました。設営にあたっては、学芸員課程を履修する国史学科の学生5名(岩橋愛璃、河西一成、小﨑清礼、高殿紗綾、仲野里香)がパネル貼りや史料の陳列作業、パネル設置などを担当しました。

常設展の陳列史料を撤収し、掛軸や茶器などを収蔵庫に戻す作業から開始しましたが、学生たちは学芸員課程の授業で身に付けた史料の取扱い方を思い出しながら真剣に取り組みました。

展示は12月4日(日)まで橿原神宮宝物館で開催中です。

詳細は橿原神宮HPをご確認ください。

https://kashiharajingu.or.jp/point/8289

 

パネル貼り作業の様子

展示史料の陳列とパネル設置

展示の様子

展示の様子

「GIS Day in 伊勢 2022」開催【9月19日】

2022.09.20(火)

中国体育彩票app下载文学部コミュニケーション学科では、9月19日に、教育開発センターFD?SD室との共催、三重県教育委員会?伊勢市教育委員会?一般社団法人地理情報システム学会?公益社団法人日本地理学会のご後援、ESRIジャパン株式会社のご協賛により、「GIS Day in 伊勢 2022を開催しました。今年も新型コロナウイルス感染症の拡大にともない、オンラインのみでの開催となりましたが、昨年と同様に、午前中にはシンポジウムを開催し、午後にはGIS講習会を開催しました。

 

午前中のシンポジウムでは、「GIS?3D技術による地域資源のアーカイブと活用」というテーマのもとに、まず、本学の桐村喬准教授から「フォトグラメトリ技術を用いた過去の景観の時空間アーカイブ構築」と題した話題提供を受けました。そのうえで、江戸都市史研究家?元 千代田区立日比谷図書文化館学芸員の後藤宏樹先生と、明和町役場斎宮跡?文化観光課の味噌井拓志先生から、それぞれコメントをいただきました。ディスカッションでは、比較的安価かつ手軽になってきた3D技術の活用可能性と、文化財行政などにおける3DGISの活用に向けた課題などについて、幅広い視点から議論が交わされました。

午後のGIS講習会では、主に高校の「地理総合」に対応した教員向け?GIS初心者向けコースと自治体?まちづくり関係者向けのコースという2コースを実施し、一般の方々や高校教員、本学?他大学の教員?学生などが参加しました。いずれも4時間のオンラインでの講習会ののちに、受講修了証を受講者に授与いたしました。

 

コミュニケーション学科では、中国体育彩票app下载4年度からの地理総合必履修化や、データサイエンス的な視点からの地域課題の効率的な解決?改善に向けて、中国体育彩票app下载2年度からGIS学術士資格が取得できる地域情報コースを設け、本学学生や地域へのGIS教育を推進しております。来年度のGIS Day in 伊勢は対面での開催を検討しています(状況によってはオンラインになる可能性があります)。

教員採用試験合格に向けて支援講座を開講(8月)

2022.09.20(火)

教職支援担当では、教員を志す学生の皆さんの支援として、様々な講座を実施しています。

新型コロナウイルス感染症拡大防止に努めながら、8月は以下の支援講座を実施しました。

 

◆教採2次対策直前講座(4年生)

教員採用試験で多くの学生が1次試験を突破しました。

この度、2次試験で実施される、模擬授業、個人面接、論作文試験、場面対応、実技試験などに向けて、中学?高校は文学部の教員、小学校は教育学部の教員が面接官役となり、実際の採用試験の内容に沿って直前の対策講座を行いました。

 教職支援担当で実施している個人面接や場面対応、集団面接練習、倉志会やつばさで実施している模擬授業練習など、日頃より教師の視点をもって修練に励んできた成果を発揮できるよう支援を行いました。

本学柔道部が国体三重県代表選手を招いての特別練習を実施【9月12日】

2022.09.14(水)

全日本学生柔道体重別選手権大会(10/1~10/2)および全日本学生柔道体重別団体優勝大会(10/15~10/16)を控えた本学柔道部では、中国体育彩票app下载4年9月12日(月)15時から、リオ?デジャネイロオリンピック銀メダリストで東京オリンピック男子100kg超級5位入賞の原沢久喜選手を含む三重県代表国体選手の土井健史選手、加藤翔弥選手、井上拓茉選手、原田昌寛選手5名を本学柔道場に招き、合同練習を実施した。

全員で約1時間の入念なウォーミングアップのあと、普段通りの練習メニューと試合を想定しての追い込みに全員が取り組み、全日本学生柔道体重別選手権大会の試合に向け士気を高めた。

この貴重な経験を、それぞれが試合や今後の成長に生かしていってもらいたいと、最後に佐藤部長が結ばれた。       

 

国体代表選手の胸を借りて練習をする本学柔道部員

全日本学生柔道体重別団体優勝大会 出場メンバー

中大連携授業の開催について

2022.09.07(水)

本学では学園としてのスケールメリットを生かし、中高大連携授業を積極的に進めています。

今回は中学生を対象に数学?理科?国語の授業を実施。8月25日(木)は中学3年生を対象に、上野祐一助教(教育学部教育学科)による数学の授業を実施。最初に規則性のある足し算を生徒全員で行い、その後、工夫して計算する方法を考え、生徒間で共有。上野先生は「自分で考えて工夫することが、これから数学の学びを深めていくために大切なこと」と生徒たちに話した。「ガウスの考え方」を紹介し、計算を公式化する方法を考え高校で学ぶ数列につながる気づきを得た。授業後半では、トイレットペーパーの巻き数を公式に当てはめ計算する方法を紹介しながら、実際にゼミ生2名がトイレットペーパーの巻き数を計測。プリントだけではなく、実際に目で見て体験することで理解が深まることを実感した。

今後も10月または11月に計4回の授業を行う予定。

 

8月30日には2年生を対象に、澤友美助教(教育学部教育学科)による理科の実験を実施。

テーマは「脊椎動物と無脊椎動物の体液について調べよう」で、澤助教のゼミ生である二宮功至さん(教育4年)が教壇に立ち、脊椎動物と無脊椎動物の違いや、ヒトの体液の組織やなぜ血液が赤いのかを生徒に問いかけながら授業を進めて行きました。脊椎動物の例として、生きたフナを使用し、尾びれの血流を顕微鏡で観察。大学生が顕微鏡の調節の仕方などをサポートすることで、短い時間でも生徒全員が血液の流れを確認することができました。その後、教科書の発展的内容として、アワヨトウ(蛾の幼虫)を使って無脊椎動物の体液を観察。生徒一人ひとりが準備されたアワヨトウを手に取り、体液を摂取。顕微鏡で観察し、昆虫の体液には赤血球がなく、白血球のみであることを確認し、赤血球がない理由や呼吸方法について学んでいました。

最後まで堂々と授業を進めた二宮さんは、脊椎動物と無脊椎動物の相違点、共通点をまとめ、授業の振り返りを行い、ヒトと昆虫の共通点を研究すると、ヒトに役立つ大発見ができるかもしれないと生徒に語り授業を終えました。

 

9月6日(2年生)?7日(3年生)?8日(1年生)には文学部 上小倉一志教授による書道の授業を大学の書道教室で実施。7日の3年生の授業では、最初に、基本的なことではあるが意外と知らなかった墨汁の量や筆の使い方などを上小倉先生が説明。行書で「創造」という文字を書くためのポイントの説明を聞いたのち、用意した半紙に手本を見ながら一画一画丁寧に文字を書いた。その後、全員が上小倉先生から添削をしてもらったが、皆よく書けており、中には3重、4重丸をいただいた生徒もいた。

添削後の最後の1枚を書き上げる頃には、見事なバランスで堂々とした文字を参加した生徒全員が書けるようになっていた。

 

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