WHAT
度会カフェリョクプロジェクトとは?
東京都内のカフェ(目標23店舗)で伊勢茶を使用したメニューを展開するにあたり、多くの人々に度会町や伊勢茶の魅力を広めていくプロジェクトです。
まずはお茶の工場で製法や本格的なお茶の入れ方を学び、伊勢茶と合う料理や食べ方の提案をしました。
今後は、広告やSNSでの展開などPR活動について検討?実施していく予定です。
STUDENTS Meets!
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地域の特産品
現代日本社会学部現代日本社会学科
2年
戸田 康平
現代日本社会学部現代日本社会学科
3年
田畑 美里
伊勢茶の魅力を広め、地元をもっと元気に。
そんな役場の人々の熱い思いに応えたい。
最初にお茶工場を見学して、急須で入れてもらったお茶の美味しさに驚きました。「なんとかこの味を広めたい」と役場の人たちと、ピザ、ポトフなど10種類以上の料理に合わせて試飲。ほうじ茶とチーズの相性がいいという意外な発見がありました。西洋のうまみとも合う伊勢茶の魅力をどうPRしていくか。「まずはSNSで若い人たちに発信し、お茶になじみのある女性をターゲットに広告を展開したらどうか」。そんな学生の意見に熱心に耳を傾けてくれる役場の人々。「度会町の名産品の知名度を上げたい」という熱い想いが伝わってきました。
地元のお酒のPRを参考にしたり、役場の観光課などとも連携したり。できることは他にもまだあるはず。今後は、新商品の開発なども視野に入れてプロジェクトを進めていくつもりです。
度会町にこんな大きな茶畑があるなんて!実は伊勢市出身なのに知りませんでした。地元にもまだまだ知らない魅力がたくさんある。将来は、多くの人々がこの地域を訪れてくれるように、鉄道関連の企業で地元に貢献したい。そんな目標が生まれたんです。
自ら手を挙げ、動き、人との繋がりを楽しむ。
このプロジェクトで手に入れた、新しい自分。
実は三重県は全国3位を誇るお茶の産地。地元の人にも知られていない伊勢茶の知名度をなんとか上げたいと、「気軽に試せるティーバッグやペットボトルを開発したら?」「同じ三重県の名産、萬古焼の急須とセットで売ってみようか」など、みんなでアイデアを出し合っています。限られた予算でカタチにするのは難しいですが、あれこれ試行錯誤しながら、「闘っている」感じが楽しいですね。
「学生のうちに失敗をたくさんしておきなさい」と先生も背中を押してくれます。待っているのではなく、自分から「これをやりたい」と手を挙げていくうちに、自主性や積極性も養われました。プロジェクトをきっかけに他大学の学生とも知り合い、以前は感じなかった「人と繋がること」のおもしろさを実感しています。
「出版社に就職して、この地域に関する本を書きたい」というのが、この活動への参加動機でした。でも、地域の人々と出会い、話をするうちに、地元の広告やイベントに携わる仕事で地域貢献したいと思うように。この経験は、きっと未来の自分の力になってくれるはずです。