WHAT
レクリエーション部とは?
1年生?2年生、約80人で活動している通称「レク部」。年3回、地域の子どもたち向けにクリスマス会などのイベントを開催しています。
企画?準備?運営を1年生が中心となって行ない、2年生はそのサポートを担当。
また、伊勢周辺の小学校?幼稚園にボランティアにも出向きます。遊びや学習補助を通して子どもたちと触れ合う部活動です。
STUDENTS Meets!
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地域の子どもたち
文学部コミュニケーション学科
2年
三島 陸
教育学部教育学科
2年
打田 彩夏
子どもたちから教わったことを通して、
心に描くようになった理想の教員像。
「誰かのために自分にもできることがある」。高校3年のとき、被災地で「ボランティアの力」を感じ、大学でもぜひやってみたいと思っていました。また、将来の目標が小学校教員だったことも参加の大きな理由です。
最初は子どもとの接し方がわからず戸惑いました。表情を見ながら、少しずつ距離を縮めていった感じです。ダンスを嫌がっていた男の子に、芸人さんのマネをして笑わせてみたら、踊ってくれたこともありました。「楽しかった」。そう言って別れ際に見せてくれた笑顔が嬉しかったですね。伊勢のあちこちの幼稚園や小学校を訪問しているので、「またレク部が来てくれた」と先生や保護者の方々にもおなじみに。地域の身近な存在になれたことにも、喜びを感じます。
いたずらする、ヘソを曲げる、言うことをきかない。そんな子どもの行動には、必ず理由があります。その理由をきちんとくみ取ってあげられる先生になりたい。2年間、この活動で学び、感じたことです。そんな理想の教員像に少しでも近づけるように、これからも子どもたちと向き合っていきたいと思います。
子どもたちと触れ合い、楽しませることが、
街の活性化や人々の交流にも繋がっていく。
子どもが好き、教員をめざしている、子どもに関わる仕事に就きたい。参加する理由もさまざま。教育学部だけでなく他学部の学生もいるので、学部学科を越えて仲間ができることも、レク部のいいところです。
1年生のときは、目の前の子どもと接するのに必死。2年生になったら、視野が広がり全体が見えるようになりました。輪から離れてぽつんとしている子には、さりげなく話しかけてみたり。すぐに飽きちゃう子、かまってほしい子など、それぞれに合った対応をするように心がけています。意外だったのは、小学校の先生や保護者だけでなく、町内会の方々とも接点があること。「住民の交流や地域の活性化にも役立ってるよ」と喜んでもらえて、やりがいを感じます。いろいろな人々との出会いを通して、自分から話しかける積極性も身につきました。以前は人見知りだったんです。
もともとは高校の教員志望でしたが、レク部の活動で子どもが好きになり、小学校の教員をめざすことに。母のように厳しく優しく、生徒に慕われる先生になることが、わたしの目標です。