ゼミの最終目標は、卒業研究の作品完成です。ゼミ生は、1年以上かけてプログラムやホームページなどの制作に取り組みます。3年次では、ホームページ制作に関する基礎知識や、Python言語などのプログラミング技法について修得。そのうえで、研究テーマの決め方、資料の調べ方、Wordによる論文の書き方、パワーポイントによる発表方法、Excelによるデータの分析?表現方法といった研究手法について学んでいきます。4年次からは、培った知識と技術を生かし、各自で決めたテーマに沿って研究作品の完成をめざします。
これまでの研究作品は、「アンケート集計システムの開発」「不動産データの分析」「伊勢市移住サイトの制作」など、テーマも方向性も多彩。中には、人文学会奨励賞を受賞した作品もあります。「文系でも苦手意識を持たず、ぜひ挑戦してほしい」と語るのは指導教員の張先生。基礎から丁寧に指導するため、ゼミ生は、技術を一歩一歩マスターする手応えを楽しみながら、作品を作り上げる達成感を味わっています。
<教員からのメッセージ>
ゼミで身に付けたスキルは実社会で活躍するための大きな力になります。
実践的な学びを通して、将来的に職場でそのまま戦力になれるような人材育成も、ゼミの目的の一つです。身に付けた知識と技術を活用し、作品(ホームページやプログラム)を完成させたプロセスを経験したことは、社会に出てから大きな強みになると思います。